文学少女は現れなかった

感情をアウトプットします

【デレマス】鷺沢文香さんと銀河図書館と空想探査計画


ラキです。

 

7月13日に行われた、第9回シンデレラガール総選挙の上位4人を集めたデレラジ(と魔法が解けちゃった)。
7月9日にやってた大阪CDやらの販促生放送と並んで、前々からかなり楽しみにしてました。

おまけパートの「魔法が解けちゃった」では、With LoveのCD2周年ということもあって銀河図書館の話も聞けて、かなり満足度が高かったです。

 

せっかくなので今日は僕の中の銀河図書館の話をします。

 

…と切り出しておきながら、いきなり本題とは直接的には関係ない話ですが、開幕の読者投稿ミニドラマで鷺沢さんがオウムアムアの話をしていて個人的にかなり嬉しかったです。新たに知ったものを自身で調べる相変わらずの勤勉さ、それでいて「無知を恐れる」というほどの極端でもない、純粋な知識欲というか。短いセリフにそのあたりの絶妙な彼女の人間性を落とし込んでいて、とても感激しました。

先日投稿した、僕自身が『オウムアムアに幸運を』の世界観を考えた記事 もどうぞ。僕もオウムアムアめっちゃ好きです。

 

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さて、銀河図書館の話に戻しましょう。

7月18日で発売から2年が経つんですね。初めにさらっと「そろそろ2年、当然ご存知ですよね?」みたいな態度で書いてしまったものの、僕自身は全く意識してなくて、総選挙の話がメインだろうと思ってた身体に不意打ちをもろに食らいました。

 

そもそも、“めでたしめでたしで曲が終わらずに物語が続いている”という、この投稿者さんのメールとM・A・Oさんの解釈がすでにとても面白くて。

君=女の子の物語がすでに「めでたし めでたし」なのはなぜか、について考えることは多くの考察が通ってきた道ですが、めでたしで歌詞が終わっていない、という視点は少なくとも僕にはなかったです。言われてみたら確かにそうだ。

 

それに付随して、ポエトリーリーディング(朗読)パートに難儀したことについても話をされていましたね。ただのセリフパート・声優のお仕事としての朗読とは異なり「キャラの声で読み聞かせる」「聴衆に聞いてもらう」ことに重きを置くので、感情や声の出しすぎはちょっと違うというか。

こういう言語化されない繊細な感覚を意識しつつ曲に乗せるわけなので、声を生業にする人でもかなり難しいんだろうな~と、話を伺っていて思いました。

 

ちなみに「なぜめでたしなのか」についてですが、Bright Blueの「これから始まる物語ならこの手に握ったペンで描いてく やっと見付けた勇気」という歌詞から繋がっていて、(願望も込めた)自身のこれから=創作の物語を話していたからではないかと僕は考えています。僕は。

というのも、銀河図書館って1番(と朗読前半)Bright Blueの復習、2番(と朗読後半)が本を読む側から読まれる側に立つようになった彼女自身のアイドルとしての成長を描いていると思っていて………

…今回僕がしたい話に戻れなくなって大変そうなので、断腸の思いで割愛します。

 

銀河図書館は主題とストーリーは明らかなのですが、よく見るとわかりそうでわからない抽象的な歌詞で構成されていて、解釈をするという意味ではとても自由な楽曲と言えます。今年の4月に烏屋茶房さんが銀河図書館に関するnote(リンク)を公開されていますが、そこで仰っているのが「自身の鷺沢文香像を押し付けず各々の物語を投影して解釈できるように作った」と。

この狙い通りか、どの考察を読んでも100%共通している部分があまり無いというか、ここはそう読むよね、と同意できるものが良い意味で少なくって。こういう点も非常に好きで、今でも暇なときに新しい記事を見つけては読んだりします。

 

あえて当たり前のことを前置きしたいのですが、鷺沢文香さんって読書家なんですよ。

ただそれ以前に、さきほどのオウムアムアの話でも触れたんですが、知識欲というか探求心というか、選り好みせず何事にも挑戦してみる人なんですよね。それまで興味がなかったこともとにかくやってみるし、知らなかったことは自分で徹底的に調べて自分なりに理解する。


デレぽ内で「他のアイドルに鷺沢さんが本を紹介する」という流れが生まれたことがあって(#文香さんオススメ本)、ありすとか美波とか肇とかに本を紹介していくのですが、その中にもいたんですよ。

他の3人に比べてそこまで本を読む習慣がないと考えられる茜に鷺沢さんが何を紹介するのか、結構楽しみにしていました。

 


しばらくして、薦めたのが「元ラグビー選手の自叙伝」で、茜はそれを約1ヵ月かけて読んだことがわかります。微笑ましく思う反面、メッチャ驚いたんですよね。こういう本まで網羅していて、しかも人に薦められるほどに中身を咀嚼して自身の中に取り入れていたのかと。

また当たり前の前置きをしますが、読書をする人って、本を読むんですよ。

何が言いたいかって、本を読まない人に薦める本というのはかなり難しいと思っていて。インテリアとして装丁が…みたいなのは置いといて、本は読まれて初めて面白いと同時に、なんやかんやで読むと大体面白いからです。そう思って頭を悩ませるのは僕に彼女ほどの柔軟さとストックがないからであり、改めて彼女の人間としての幅の広さ、奥深さに感嘆するわけです。

 


これは、空想探査計画のイベントコミュ第3話「受け取った熱、伝えたい熱」のワンシーンで、茜が子どもたちに薦める本を選ぼうとしているところです。

このセリフを聞いたとき、僕はかなり感動しました。デレぽの時空と繋がっていることはそれはそうとして、かつては自分が読むものでしかなかった「本」を通じて他者に笑顔を与えたところが明確に描かれた、つまりは銀河図書館と全く同じだったからです。

彼女は本を通じて人を笑顔にできる。彼女の真のすばらしさはそこにあると思っていて、だからこそ僕は、彼女という人間の才能と魅力を最大限に引き出す銀河図書館のポエトリーリーディングというパートが本当に好きです。

という話でした。

 

そういうわけなので空想探査計画の歌唱にも参加してくれたらかなり熱いし、それにプラスしてこの曲の前後に銀河図書館置くとかもめっちゃ良さそうですよね。ただそうなると、茜と同時にライブに召喚しないといけないんだなあ…。

さよならアンドロメダのあのライティングを銀河図書館にも反映すればセトリも含め本当に素晴らしい演出ができるでしょうし、なんとかスケジュール抑えられるように頑張ってください。ただ、9月のライブすらかなり厳しそうで悲しいですね。

 

そういえば、つい最近Sparkling Girlが実装されましたが、このペースだと銀河図書館っていつになるんだろう…。とふと思って、計算することにしました。

 これまでの実装日を正確に覚えてなかったので、Gamer's Hermitageさんの「シンデレラガールズ スターライトステージ 収録曲について」 の項を参照したところ、

楽曲名 実装 時間経過
はにかみdays 2019/04/10 -
AnemoneStar 2019/05/13 1ヵ月
ステップ! 2019/09/11 4ヵ月
ニャンと☆スペクタクル 2019/11/08 2ヵ月
SUPERLOVE☆ 2020/01/09 2ヵ月
NUDIE★ 2020/02/10 1ヵ月
空と風と恋のワルツ 2020/03/12 1ヵ月
Sparkling Girl 2020/07/10

4ヵ月

……と、最短で1ヵ月後、最長で4カ月後というかなりのスローペースでの実装となっています。

このまま似たようなサイクルを繰り返すとするなら、

銀河図書館の実装は2024年4月ごろ

最新のBlessingの実装は2027年3月ごろ

になります。

さすがにこのペースはまずすぎるのでどこかで3曲単位くらいでまとめて入れたりするんじゃないかな~と思いますが、それにしても銀河図書館の実装はだいぶ後になりそう。

 

なんか考えてて悲しくなってきましたが、今日も明日もきっといい日になりますように。

ありがとうございました。

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