文学少女は現れなかった

感情をアウトプットします

【デレステ24時間生】のしPを、MASTER+全フル勢が語る

ラキです。

9月5日から9月6日にかけて行われた

24magic ~シンデレラたちの24時間生放送!~

ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

その放送中に行われていた裏企画「スタッフたちの24時間デレステリレー」。

ライブに関わる企業やバンダイナムコ、Cygamesなど、デレマスに携わる様々な企業の社員さんがデレステをプレイしていく粋な企画でした。

そんな企画の終盤に現れたCygamesの譜面制作担当「のしP」について、

PRO以上全フルコン(2020年9月15日現在)MASTER+が主戦場の僕目線から語っていこうと思います。

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のしPが演奏した曲一覧

のしPが1時間で演奏した曲がこちらです。

「#のしPチャレンジ」なるタグもTwitterでありましたね。アルバムCになった際にチャレンジしてはいかがでしょうか。

  難易度 楽曲名
1 28 空想探査計画
2 29 Spring Screaming
3 29 冬空プレシャス
4 29 comic cosmic
5 30 TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!
6 30 Twin☆くるっ★テール
7 30 銀のイルカと熱い風
8 30 祈りの花
9 30 絶対特権主張しますっ!
10 29 Flip Flop
11 28 輝け!ビートシューター
12 29 LET'S GO HAPPY!!
13 30 サマカニ!!
14 30 O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
15 31 Gossip Club
16 30 TOKIMEKIエスカレート
17 29 無重力シャトル
18 31 Great Journey
19 29

Radio Happy

オレンジで塗っているのがフルコンした曲。

盛り上がったのは何と言っても『絶対特権主張しますっ!』と『TOKIMEKIエスカレート』。

僕個人としては、難所は繋いでいて凡ミスがもったいなかった『Gossip Club』や『Great Journey』も見どころだったんですが。

これまで走者の演奏がREGULARやPROばかりだったのもあり、コメントがプレイを覆い尽くすくらいに盛り上がっていましたね。

のしPがプレイしていた当時、表では24時間の振り返り中だったので、必要ない人が裏番組に集まったのもあったんでしょう。

かく言う僕もそうでリレー放送を視聴していまして、とても感動したのを鮮明に覚えています。

 

のしPは「どう」すごいのか?

 のしPがシンプルにプレイが上手だったことは言うまでもなく、そこもすごさの一つでしょう。

ただ、僕が感銘を受け、今回の記事で強調したいのは、彼の「譜面制作者」つまり「ゲームを開発する側」としての誠実な態度と、本番での強さです。

 

ここであえて当たり前のことを前置きますが、デレステはスマートフォン用の音楽ゲームですよね。

ゲームセンターに設置されている、筐体に向かってプレイするいわゆる「アーケード」の音楽ゲームではありません。

スマートフォンを置いてプレイする人や、スマートフォンを手に取り親指のみでプレイする人など、様々なプレイスタイルが存在します。

つまりスマートフォン用の音楽ゲームというのは、なるべく「2本の指だけで」できる譜面、かつ気持ちよくプレイできなければならない。

例えば、下図は『あんきら!?狂騒曲』[MASTER]の冒頭。

このような、右手で取るよう誘導したロングノーツ。この直後、それよりも右にノーツが降ってきたら取りづらいですよね。

親指の人の場合、ロングノーツを離すか、左手を大きく伸ばすしか選択肢がありません。

なので、そのような配置はなるべく避ける必要があります。*1

この例は単純な話ですが、スマホ音ゲーの譜面制作では、2本指でプレイできるよう気を使う過程がたくさんあります。

とはいえ僕を含め、MASTER+をフルコンする人達というのは大抵、どこかしらで「3本目以降の指」を使っています。その方が取りやすいからです。

 

しかし、のしPは放送中で「親指のみのプレイ」と「人差し指だけのプレイ」の両方を披露します。『Spring Screaming』なんかは親指でフルコンしてましたね。

そこから見えるのは、2本の指だけで可能か…という領域をも越えた、プレイスタイルが違ってもゲームがちゃんと楽しめるか、という細部へのこだわりの表れ。譜面制作担当としての矜持です。

それだけでもすごいのに、人が集まって煮詰まってきた大舞台で、TOKIMEKIエスカレートをフルコンして見せる、本番に強いエンターテイナーさ。

 

正直な話、このゲームの譜面には「これテストプレイしました?」と思うものも時々あります。絶対誤反応するだろ、っていうフリックの配置とか。

なので僕は当初、譜面制作担当がプレイすると聞いて訝しげに試聴していたんですが、彼がいるなら心配いらないだろうと安心できました。

のしPのプレイをプレイヤー達に見せたことは、アイドルゲームであると同時に音楽ゲームでもある「デレステ」というゲームを運営する上で、とても大きい価値があったのではないでしょうか。

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のしPが作った譜面?スコアタ勢の僕が大胆予想 3選

ここからはおまけ、長年MASTER+やMASTERの譜面とにらめっこしてきた僕が、のしPの作った譜面を予想するコーナーです。

それに何の意味があるのかは、考えるだけ時間の無駄なのでやめておきましょう。*2

 

さて、のしPの特徴として、

ノーツに比重を置いて1音1音を丁寧にはめ、その補助としてフリックやロングを用いる……そういう、正統派な譜面が得意そう。

絶対特権やTOKIMEKIはそうですが、Spring Screamingもいわゆる「正統派」な譜面の一つです。

彼が作る譜面にも、そのような特徴があるのではないでしょうか。

 

1.『SUN♡FLOWER』[MASTER]


サビ前の入りです。ここ気持ちよくて好き。

MASTER+だとよく見るサビ入りの配置なんですが、

そちらにも慣れてるのしPだからこそ、こういうのを使ってきそうだな~…?という予想。

 

 2.『Palette』[MASTER+]

こちらもサビ入りを切り取ってみました。

さっきの『SUN♡FLOWER』の進化系って感じですが、「よくある配置」の意味がなんとなく理解していただけたでしょうか。

盛り上がりを殺さずにサビに入ろうとすると、こういう入りになりがち。

ラブレターと同じくシャッフルリズムで複雑な曲ですが、気持ちよく音にはめてくるな~と当時感動しました。

こういう押してて気持ちいい感じの配置、好きそう。

 

3.『不埒なCANVAS』[MASTER+](イベントver.)

イベントのときの動画が僕の2Dの手元しかなかったです。許してください。

9/21のアルバムB切り替わりで追加されるので、とても楽しみ。


さて不埒ですが、 AメロBメロの「これから盛り上がっていく感」をノーツにも手伝わせ、それを裏切らないサビの配置。今年一番好きな気持ちいい譜面です。

階段、片手処理、トリルの形など…MASTER+をやる上で練習になる要素が多く、素直に上手な譜面だなと当時思いました。

これがのしPだったら解釈一致ってやつですね。予想というか、そうであってほしいという1ファンの願い。

 

サイゲの譜面制作担当の人が仮に読んでたら、こっそり教えてください。

終わりです

おまけを挟んだせいで、めっちゃしめづらくなってしまった。

消そうか悩んだのですが、いつの日か発表されて当たってたら主張できそうなので、残すことにします。

冗長になりそうだったので割愛しましたが、『凸凹スピードスター』[MASTER+]とか、『Flip Flop ~For SS3A rearrange Mix~』[MASTER]あたりも怪しいと思います。

 

そういえば、試しにgif使ってみたんですけどどうですか?

僕はiPhoneSEとかいう化石スマホを持っており、そちらでどう映るか試したりしてますが、重そうだったら次からやめます。

 

 

f:id:rakisawa:20200915114448j:plain

とりあえず、

のしPはすごい!!!!!

 

終わり

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*1:『小さな恋の密室事件』など、誘導を甘くしつつあえてそうしている譜面もあるが

*2:アーケードの音楽ゲームだと、ノーツデザイナーなどと呼称され、譜面制作者の名前が表示されてたりします。この人はこういうの作るよね~とか、そういう面白さがあったり。