文学少女は現れなかった

感情をアウトプットします

222hGrooveは正気の沙汰ではない【ささのはに、うたかたに。】

ラキです。ご無沙汰しております。このブログを動かすのも2年ぶりとかでしょうか。
ここ1,2年、転職に伴う新生活・勉強諸々が重なっており、デレマスは新曲やライブを楽しむだけの生活をしばらく送っておりました。現地で名刺交換できた方はありがとうございました。

 

今年度からようやく生活が落ち着いてきたさなか、6月末の総選挙生放送内にて鷺沢文香が参加する新曲『ささのはに、うたかたに。』が発表されました。

蓋を開けてみれば待望の月下氷姫星纏天女京都組を合わせたユニットということで、何を隠そう京都生まれかつ鷺沢文香が好きな僕としましては、喜び以上にいいのか?という焦りの気持ちでいっぱいでした。ほんと、ありがとうございます。

文香SRは貴船の川床、MVでは肇のSSRに映ってた嵐山の竹林など。めちゃうれしいです。京都って何かと雑にモチーフにされがちなので、聖地ってよほどじゃないと心惹かれないタイプなんですが、さすがに好きなアイドルがいると感慨深いものがあります。

ちなみにこないだ実装されたノワールの周子は祇園四条駅の近くにあるソワレっていうゼリーが有名な喫茶店ですね。よく行列ができてるイメージ。

 

閑話休題、今回時間を取って上位を目指して頑張りまして、
結果的に3位を獲得できましたので、その振り返り記事となります。

しっかり初めに書いておきますが、現在の環境のGrooveの解説や対策については、おまとさんの今年4月の記事(『おまとの犬小屋』-「Grooveイベランメモ書き」)が詳しいです。僕の記事を読んで新規に得られる有益な知識はありません

今回は本当にただの僕個人の備忘録、約2年ぶりになるブログ更新のお詫びとご挨拶を兼ねた"ただの日記”になります。

それをご了承の上で読み進めてください。

目次や記事内ジャンプも付けておきますので適宜活用していただければ幸いです。

 

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これまでのあらすじ

#イベントに向けた準備←押すと本項を飛ばせます

 

ここ2年くらいほぼほぼデレマスから姿を消していたので知らない方が多いと思いますが、僕は過去、アタポン形式で上位を取ることに精を出していました。
特に2019年あたりはどうやったら差を付けられるか稼働できるか、勝てるかをかなり熱心に考えていたと思います。

ある程度力を出し切って成果を上げることができ、至るまでの研究反省・思考なども記事という形でアウトプットして残せたことで、イベランにすっきり満足した感はありました。


7th大阪では、上位を取ったメンバーが10人以上も集まって名刺交換や交流ができたのも良い思い出です。

 

次は、このゲームを別の角度から楽しめないかなと思い立ち、


Groove期間でもないのに色段しかいない24時間ライパに参加させられたりさせていただいたり、

終了24時間前からランキング上位を目指して全力で走り始める検証で精神が崩壊しかけて鷹富士茄子に憑りつかれたり、

無料10連で引いたアイドルだけでCarnivalをやる検証では、不要と考えたスキルが意外な活躍を見せたり…

 

…と、ランキングを競うのではなく検証企画に傾倒するようになりました。

特に、Carnivalの記事ではレアアイドルのスキルのカバー率は100%というどうでもいい事実が発覚するなど、一見意義がわからない研究も大切であることを示す現代社会へのメッセージ性あふれる内容だったのも記憶に新しいですね。

心残り

しかし、過去の記事でもちょくちょく触れていますが、

これまでGrooveをまともにやってこなかったことに心残りがありました。

 

『生存本能ヴァルキュリア』の頃はイベント上位を狙おうという気持ちがまだなく、『イリュージョニスタ!』は少し頑張りましたが、あの頃は知識も何もなくペーペーで23位狙いをしていました。


で、失敗しました。*1

 

『Never ends』はというと、仕事を調整し切れなかったため前半ライパ固定部屋への参加に踏み切れず*2、後半戦が始まった段階で1位集団と約7万pt差(≒8.6時間差)付けられていたなど消化不良感が否めませんでした。


なのでブログでの報告はせずTwitterで済ませたのですが、Never endsの結果は5位でした。遅ればせながらありがとうございました。
とはいえこのときの上位3人の仕上がりはとんでもなく、固定部屋に参加できていたとしてもどちらにせよダメだっただろうなと思います。

なので不満は全然なかったのですが、元々Grooveに未練があったのもあり次にGrooveをしっかりやれる機会があれば全力でやりたい、と当時改めて思いました。

イベントに向けた準備

で、このたびの『ささのはに、うたかたに。』になります。長くなってしまいました。

飛ばした人向けにざっくり言うと、色々楽しんで満足してたけどGrooveに本気でチャレンジできてなくて消化不良感があったため気合十分だった、ということです。

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前回のGrooveとの違い

細かな仕様変更を除き、前回と今回とで決定的に違う点といえば、前述した「前半ライパ」の存在の有無でしょう。


かつてGrooveは、スタミナ2倍が解禁される後半戦が来るまでLIVE Partyで周回を行うほうがpt効率が良い時期がありました。*3

そんな前半ライパを全力で行うため、自分以外で走りたい4人を募って固定部屋を立てていたわけです。

 

かつて僕は、自分にせよ他のメンバーにせよ寝落ちなど睡眠不足に起因してギスるリスクがあまりに高いという点で前半ライパがあまり好きになれず、それが原因でGrooveを渋っていたところもありました。

とはいえ、前半ライパの利点必要性はもちろん承知していました。同一IDを複数人で共有するなどの不正*4に対してかなり強力だったという点です。

前半ライパにその人が入ってしまえばそれまでなのですがそのような事件もなく(たぶん)、何度も討伐されてきました。僕が知る中でもっとも有名なのは、初日からほぼノンストップでハコユレ99を維持する真っ黒な不正に対し人間二人が打ち勝ったPaletteでしょうか。

それほどに前半ライパの"pt効率"と"不正への防御力"は凄かったのです。

 


しかし2021年10月の『堕ちる果実』から後半戦が廃止され、初日からスタミナ2倍が選択できるようになりました。よって前半ライパが無くなりました。先述の利点を鑑みれば”無くなってしまった”というべきでしょう。

なので今回不安な気持ちでいっぱい……かというと全然そんなことはなく、めちゃくちゃ楽観視していました。

結局回しはいないはず、という性善説に立つほかないというのもありますが、

前半ライパがないのならどれだけ寝落ちしようと他人に迷惑はかからず自分一人にだけ返ってくるので良くも悪くも気楽で、自分自身との戦いに終始するとだけ思っていました。実際そうでしたが…。

前半ライパでピリつき合って精神が参った後に後半戦を戦う辛さは、経験がない僕にはわかりませんし、是非も論じられてきたと思います。

が、今回の222時間Grooveにチャレンジした僕が言えることは、前半ライパは必要だった。多くは語りません。

とはいえ、見えていなかった弱点改善点準備不足もかなりあって2位の方にも遠く及びませんでしたので、どちらにせよ今回のイベントは負けでした。100回やっても勝てなかったでしょう。

むしろ3位もかなり上振れた結果だったと今回言わざるを得ません。

調達したもの

Grooveは門外漢だった僕ですが、とりあえず過去の成功体験や研究成果、先人達の知恵に基づいて準備しました。プライムデー前にめちゃくちゃ注文させられてちょっと憂鬱でしたね。

興味ない人はとことん興味がない項なのにクソ長いので、実際のイベントの日記まで飛ばせるリンクを置いておきます。

#ささのはに、うたかたに。←押すと本項を飛ばせます

食事

森永製菓・inゼリーエネルギー

森永製菓・inゼリープロテイン


「飲みやすい」「嚙まなくて良い」かつ味も嫌いじゃないので、イベランにおいては僕はずっとinゼリー信者です。
特にプロテインはタンパク質が取れてよいです。胸肉を湯でるだとか卵を食べるだとか、煩わしいので。

やはり安定して強かったです。簡単に飲み終えた後は食器の片付けもなく捨てるだけなので文句のつけようがない。

デメリットはやはり値段が高いところ、イベント期間中人権のない食事が確定するところです。

 

森永製菓・大粒ラムネ


とりあえず思考が止まってたらブドウ糖を突っ込んでおくと良いことが過去多かったので買いました。
ただし結論から言ってGrooveの場合ダメなときはどうやってもダメでした。とはいえ、摂取して水を飲んで顔を洗ったりストレッチをしたり、といった積み重ねで多少改善したときもあったので、備えあって良かったかなとは感じました。

あとは口の中で溶けてくれて楽というのもありました。

 

ポッカサッポロ・キレートレモンWレモン


今のトレンドはわかりませんが僕が昔イベランをやってた時期はキレートレモンがトップメタで実際効果も感じていたので、今回も採用しました。
理由は、ビタミンCは疲労を引き起こす活性酸素を抑える働きがある*5とされており、それを効率よく摂取できるからです。

その他・小物

タニタ・キッチン タイマー マグネット付き

Secret Daybreakのときに使ったのと同じタイマーです。なんでもう一回買ってるかというと、引っ越しに際して捨てたっぽいからです。

操作しやすくて画面も音も大きく、マグネット付きなのでデスクやパソコン、ベランダの手すりに張り付けることができます。僕はこいつ以外考えられません。何度も窮地を救ってくれた相棒です。引っ越しに際して捨てたけど。

 

めぐりズム・蒸気でホットアイマスク ローズ


別にローズじゃなくてもなんでもいいのですが、スキブ睡眠*6をするときに使ってました。

アンコール中確実に目を温めて休めてくれるのでかなり効果を感じます。

僕は今回2箱=24枚分購入したのですが、Grooveはアタポンと違って1枚1枚をまとまった時間使えず余分に消費しがちなので、次はもっと用意したほうが良いと思いました。

この手の熱を持つアイマスクは電子レンジで温めて都度使えるタイプなどもあるのですが、Trust meのとき寝ぼけた頭で電子レンジを触って爆発させかけました。
あと、そのアイマスクが小豆を使ったものだったので部屋が匂いで充満してトラウマになり小豆ごと嫌いになりました

 

ジップロック イージージッパー L


僕のブログを読んだことがある人はもはや見飽きたでしょう、最も好きなフェイバリット小物です。
シャワーを浴びるときに使います。オートライブパスのおかげでGrooveでも焦らずゆっくりできるようになったのは革命ですね。

他の記事でも書きましたが、防水ケースは密閉できているか細かくチェックする作業がキレ必至ですし、付けっぱなしだと端末に熱が篭もりパフォーマンスが落ちるのであまり好きではありません。
ジップロックならばiPadを入れてジッパーをスライドさせるだけです。

楽にできることは全て楽にする、が僕の信条なのでこいつは外せません。その他のポイントとしては、前回32枚入りを買ってめちゃくちゃ後悔したので今回は8枚入りにしたところです。なぜ前回の分が余っていないのかというと、引っ越しに際して捨てたからです。

 

ささのはに、うたかたに。

仕事の調整もでき、自分なりにアイテムも準備して環境を整え、初めて全力でやり遂げられるGrooveに気合十分でした。

Grooveの経験のある強者達にも多数アドバイスをいただき、感謝しかありません。最終的に編成のおま環も少々発覚しましたが、今の僕が出せる最大限の編成も準備できました。

 

使用編成

今回使った編成を一応置いておきます。サポメンは各属性ともチャーム10人です。

この項は将来の僕が「こんなんでやってたんかこいつ」って思うためのメモで、参考には全くなりません。

 

Groove周回編成


Groove3曲パフェコンしたらハコユレ90~99で平均は96~7くらい*7、アンコールは放置できる、という基本編成です。

2曲目の真ん中で切ったらハコユレ80弱くらいって感じでしょうか。シンデレラマジック強すぎですね……。浦島太郎にはびっくりです。

元々は全員にライフを10ずつ振ってあったのですが、今回のイベ曲には不要そうということで途中からポテをいじりました。

さて、9秒のパフェサポに9秒のチャームを合わせて最大効率を図るこの編成なのですが、
改善ポイントはわかりますかね?今後Grooveをやりたいって人はぜひ気が付いてほしい基本問題です。

 

まあ別に焦らすでもなく正解を言うんですが、
一つ目は、泉のセンタースキルがクールビジュアル90%アップなので、少なくとも智絵里ではなく春菜のほうが良い点。

二つ目は、この編成には芳乃が入っており、Viチャームのサポメンとして活躍させたいのに特技ポテを強いられている点ですね。

これだけ改善点があっても全然ハコユレ99出るのですが、長期的にはやはり差が出るのでもったいない編成でした。

あとはそもそも別の編成案としてマイスタイルアイドルを使う手などがあった*8のですが、僕の手持ちがなくこの編成になりました。

 

まあ何にせよ、プラチナメダルもちょこちょこ貯まるのでみなさんフェスはたくさん引きましょう
あと僕は、ライブ後の打ち上げガシャをなんとなく毎回引いていたので全員スタラン10(11)にすることができました。

Grooveスコア重視編成


元気なときやイベ曲のスコアを出したいときなんかに使っていた9秒レゾ編成です。

智絵里は上の編成を優先するのでライフも特技も振り切れてない、ライスパの手持ちがなく千枝を入れているなどの突っ込みどころはありますが、まあ問題ないです。

Never endsのとき、イベ曲のスコアは早めに着手しないと全然フルコンできなくなるという教訓を得ていたので、初めは結構この編成を使っていました。

あとはハコユレ99を確実に出し続けて「コイツ元気やな…」と周りに思わせたいときに使う……予定でしたが、むしろ僕が「周りの人ら強すぎやんけ」とずっと萎縮させられてました。

222h Groove

準備編はこれくらいにして当日の話にいきます。
今後、数字のデータなどはずーさんの運営する「デレステイベントボーダー(twitterリンク)」を使わせていただきます。いつもお世話になっております。

 

0~48h "気付き" 


24h経過:213924pt(日速:+213924)

寝落ちなどの大きいptの落としは特になし。
Groove不慣れによるLIVE選択などの基礎操作の練度の低さ、操作を最適化している最中のミスなどはちょくちょくありましたが、必要経費でしょう。
にしてもこの更新のハコユレ低すぎない?大丈夫かな?

 


48h経過:423890pt(日速:+209966)

基本は高いハコユレを維持していたものの、経過34~37hの深夜1時~4時ごろにかけてハコユレがかなり低下。3時17分更新では15分気絶していた様子。
この時点ではまあ「36hって結構来るよね」くらいで楽観的に捉えていました。あとはすごい音ゲーが回復したので。

 

さて、まあまあ順調な滑り出しだった最初の48時間ですが、恐ろしい事実に気付きました。
あと約200時間も全力でインファイトし続けなければいけないということに。

そりゃそうだろという話なんですが、ちょっと昔話をさせてください。

僕がこれまで経験してきたイベラン、といってもアタポンが多いのですが、それは

前半  最上位にいる対抗の人数を知る
相手の力量を測り、後半戦に備えて計算して身体を休めて温存する
後半  自分を信じて最後まで全力で走り切る

という2つの層から成り立っていました。前半はジャブで、後半で畳みかけにいくイメージです。

昔の前半は前哨戦の属性が強く、対抗にビハインドしない程度に速度と体調を維持しつつ体力を温存して、後半で全力で速度を出して稼働できるか?という戦いをしていたような気がします。

 

しかしGroove、しかも前半戦の無くなったGrooveは

222時間  自分を信じて最後まで全力で走り切る

もしかしなくてもこういうことだったからです。互いを探り合う疑似的な前半戦は存在した気もしますが、結局耐えて頑張り続けることは変わりません。

Never endsで後半戦を走った経験はありますが、あれは時間も短くいかになるべく精度を保ち続け最低限の失速で走り続けられるか?という中距離走のような雰囲気でした。
222時間Grooveを叩き続けるというのは完全に長距離走であり、同じGrooveの中でも完全に別分野でした。

 

デレステ名物「脳バグ」

やったことがある人なら嫌というほどわかると思いますが、「意識はあるのに、全く音ゲーができなくなる」というのが頻発します。
意味がわからない方もおられるかもしれませんが、本当に音ゲーができなくなります。下手したらアンコールが出ないくらいハコユレが下がったりします。良いスクショが貼れたらよかったのですが、撮影してませんでした……。
あとは、音ゲーが音ゲーに感じられなくなって別のゲームや遊びをやっている感覚に陥ったり…

これらの現象を総称して界隈では「脳バグ」と呼んでいます。


アタポンでも脳バグは当然健在で、僕は過去にデレステでカレーを作ったりしていました。

 

今回の僕のGrooveだと、

  1. 次の楽曲に行くときの赤いカーテンの背景が血みどろにしか見えず、泣いていた
  2. ロングノーツがアイドルに何かが突き刺さっているホラー映像にしか見えず、泣いていた
  3. 地価(ハコユレ)を上げる難しい経済学のゲームだと思っていた。地価を上げるにあたって幻覚の中で不動産営業をかけまくったり、おぼつかない手で必死にマンションポエムを漁っていた。最も気に入った文言は「大地の強靭さを感じる」
  4. Athanasiaラーメンというラーメン屋を攻略するゲームだと思っていた。Grooveでコンボが途切れるたびに「作法にうるさい店やな」と思っていた
  5. 山を爆破していた
  6. 蟹専用フォークで貝の中身をほじくり出すゲームをやっていた
  7. 両端のノーツが全く認識できず、初見殺しだとキレていた
  8. イベント画面のUIやデザインが変わってやりづらいと嘆いていた
などがあります。

ルカさん、Apex中断してまで僕の相手してくれて本当にありがとうございました
 

さて、脳バグは洗顔やストレッチ、シャワーなどを行うことで先延ばしにしたり凌いだりできることもありますが、根治させるにはなんやかんや結局寝るしかありません
しかし222時間もイベント期間がある場合、どれくらい休んでいいか?どれくらい休むべきか?というプランの立て方の正解が全く見えません

下位との差分だけ寝るのが最も無難ですが、前半後半のないGrooveの場合思い切って長い睡眠を取ると長い目で見て良いこともあるかも、と感じました。

そもそもどのくらいの仮眠や対処で治るのか治らないのか、という復帰力*9の感覚は、完全に経験の差・場数が出るポイントでしょう。先ほど書いた"弱点・改善点・準備不足"というのはこのあたりの意味もあります。

 

脳バグ関連の反省

僕はアタポンで育ってきたので、とにかく眠気をごまかすことだけを研究してきました。アタポンは、基本的に寝ることさえなければptを理論値*10で積んでいくことができる持久戦だからです。

 


そのうちの対策の一つとして僕が採用していたのが日光浴です。
日光を浴びることで、眠くなるホルモンが抑制され脳が覚醒したりするのもありますが、ついでに外の空気を吸えたりして気分転換になるからです。

代わりに夜に眠気が多少来ることもあるのでそこは勝負ですが、日中の眠気は確実にカットできるため、僕は太陽が出ている日中かつデレステで放置できるタイミングはほぼ全て日光浴しながら目を瞑っていました。

 

そして実際問題、今回においても眠気のカットという観点においては優秀でした。
しかし、Grooveにおいて過度な日光浴は厳禁かもしれないと今回思わされました。

なぜなら、脳バグや体調不良が起きたから休憩したいときに脳が完全に覚醒していて仮眠が取れない、という事態が多々起こったからです。

上記でやけに具体的に脳バグの内容が列挙されているのはそういうことで、
わけのわからない状況を少しでも客観視するため、後々の自分のためにもできるだけ記録に残すしかなかったのです。
しかし当時の自分が知る由もなく、音ゲーが全くできない意味もわからず戸惑い続け、ただただコンボが切れ続けるのを見つめることしかできない、けど眠れない。時間を無為に過ごしてptを落とし続けるのが常でした。7月3日なんかは1日中ずっとハコユレが60以下、平均30~50くらいとかで酷かったですね。

もどかしさ、悔しさ、不甲斐なさ、そういった感情で精神的にもかなり追い詰められていました。

 

眠気というのはなんやかんやで体調のバロメーターなので、
体調と脳の管理のための仮眠という選択も大事なGrooveにおいて、眠気だけを誤魔化す日光浴に拘り続けたのは愚策だった、というのが今回最大の反省点です。

 

48~96h 不調の始まり


72h経過:628052pt(日速:+204162)

昼~夕は順調でしたが、21時17分更新から突然ハコユレを落とし始めます。21時32分のメモでは「smiling全然叩けなくて笑っちゃったね」とあり、しっかり音ゲーが理解できなくなっている様子。

23時にスキブ睡眠を挟み回復しますが、翌2時47分の更新で1254ptを出したくらいから1,2時間周期でハコが戻ったり崩れたりを繰り返しています。
そしてその波を繰り返すこと12時間。14時02分(経過71h)の更新から音ゲーが全くできなくなります。これまでの脳バグよりも一回り強めなものだったのを覚えています。

仮眠を入れようとしますが日光浴の影響で上手くいかず、本調子には程遠い推移が続きます。ここはかなり要反省。

 


96h経過:804058pt(日速:+176006)

71h経過の14:02ごろから引き続き不調が続いています。散発的に70~80くらいのハコユレが出ているのは見られますが、もうほとんどハコが揺れていません。完全に不調です。

洗顔などの対処を繰り返し行いつつこれだと思うので、もうまとまった時間寝たほうが良い……と考えたのは当時の自分も同じでしょうが、日光浴の影響。これは悲しい。

経過83.5h地点の翌2時32分更新ごろまで低すぎるハコユレで12時間も粘り続けており、最悪です。

そして、当時通話していた方のアドバイスで4時ごろまで1時間半ほど仮眠を入れますが、仮眠直後の更新が1210ptでその後もハコユレは低迷しており、全く調子は戻りません。

しかし、6時32分更新からようやくハコユレ70~80台くらいを取り戻しています。この理由は今の僕も分かっていて、当時の自分が「人差し指だけ縛り」を始めたからです。
僕は普段音ゲーをするとき人差し指+中指+薬指でプレイしているのですが、
脳と身体の限界により、複数の指で音ゲーができずにコンボを切っていたことに気が付きました。そこで、人差し指だけを使って丁寧にプレイすることを自身に課したところ、かなり改善した様子。この対処法は今後もまぁまぁ有りかもしれません。

これまでに比べればだいぶ回復していますが、当時の僕はこれでもハコユレ90台が安定していない以上はダメだと捉えていて、精神的に参っていました。

しかも、経過94.5h地点の13時32分ごろの更新からまたハコが揺れなくなり、人差し指作戦も限界があったようです。

開始108h 最上位争いから離脱

一日中ハコがまともに揺れない、どれだけ頑張っても音ゲーができるようにならない。

仮眠しようにも上手く眠れない、たまに少し眠れても音ゲーの認識は回復しない、……そのような状態で粘り続けていた自分でしたが……


開始から108時間が経った4日の深夜3時、一旦完全に横になり、頑張ってまとまった時間寝ることを決意しました。
諸々の不調ですでにビハインドしていた自分がそれを行うことはつまり、1位争いからの完全なる離脱を意味します。まあ今回1位は絶対無理なんですが…

このときは本当に悔しかったです。なぜならこのツイートを打っているときも横になっているときも当然意識や思考ははっきりしていたからです。原因が原因なので3,40分くらいは寝付けず、本当に最悪の気持ちでした。なんだか頭が破裂しそうなくらいズキズキして、氷枕を用意してようやく眠れました。

 

96~120h 奇跡の起床

身体も脳も限界を超えて鞭を打ちすぎたことは、無理に延命して誤魔化し続けた自分自身が一番わかっていました。なのでアラームはかけずゆっくり寝たのですが、


なんか4,5時間くらいで起きました。

普段僕は休日の睡眠時間12時間超えもザラな典型的なロングスリーパーなのですが、この起床は自分でもかなり驚きました。そして起きてからすぐ、なぜかほしみやさんから電話がかかってきました。何の偶然?
最悪色段は諦めて完走し切ることを目標に…それくらいの断腸の思い、決死の覚悟の睡眠でしたが、まだまだ全然戦える差で自然に復帰できた幸運に感謝し、再び叩き始めました。

 


120h経過:956593pt(日速:+152535

120~144h 脳バグの正体

……それにしても、これまで

  1. 長めに仮眠を取っても、
  2. 顔を洗っても、
  3. シャワーを浴びても、
  4. 水を飲んでも、
  5. 目薬を差しても、
  6. 手元を撮った動画を何度見直したりして勉強しても、

どうやっても。音ゲーのやり方が一切わからなかったし、少しマシになってもまた半日くらいで戻ってしまう…、それだったのになぜか僕はMasterの譜面がすっきり見えるようになっていました。

仮眠の量や質がダメだったのだろう…そう納得するしかありませんでしたが、ふと、なんとなく使ってベッドに放置されたままの氷枕に目がいきました。

 

 

………もしかして?

脱衣所で鏡を覗くと、げっそりして顔面蒼白でした。

 

…もしかして?

めちゃくちゃ高熱でした。

……

 

そういうことか!

 

どうやっても治らなかった正体不明の体調不良および幻覚を初めとするせん妄は、脳バグではなく高熱に依るものであったことが判明したのです。
体調不良の解像度が上がったおかげで、ここから僕は「高熱の対処」だけを考えればよいことになりました。このイベント中初めて心から笑えた気がします

"自身が高熱だとわかった男はとても喜んだ、なぜだろう?"というクソみてえなウミガメのスープの問題が完成した瞬間でした。まず一瞬で「学校・会社を休めるからですか?」って聞かれそうです。

 


さて、高熱ですが、
僕は引っ越したばかりで解熱剤の常備薬がまだありませんでした。早速Amazonで色々購入します。

 

意気揚々と注文を出した僕でしたが、直後眼に捉えた”翌日発送”という無慈悲な文言。
焼き土下座を耐える利根川さながらの絶望を僕に与えました。

 

これはもう、家を出て直接薬局で買うしかない。そう思いました。

しかし、明らかに体調不良で足元のおぼつかない不審者が薬局でうろうろ歩き回って薬を吟味するわけにはいきません。事前に薬局に電話し、自身の症状を伝えて最も妥当な解熱剤をレジに取り置いて頂きました。本当にありがとうございました。
この謎の行動力は、高熱さえ解決すれば戦えるかもしれないという小さな希望を遥か彼方に見出したことによるアドレナリンのおかげでしょう。

 


そして、7月5日の13時過ぎごろ、一旦イベントを置いて薬局に出向き手に入れたのがこいつ。
体調不良の四面楚歌から僕を救い、結果的にジップロックと並ぶ大活躍を見せてくれた英雄です。

解熱剤は空腹時に飲めるタイプと飲めないタイプがあるのですが、EVEは後者だったので食欲のなかった自分にはまあまあしんどかったのですが、

それでも7/5の13:30以降とそれまでをちらっと比較してみると、露骨に元気になっています。

 

まあ元気にはなったのですが、結局免疫と高熱をトレードオフしているだけなので体調不良には違いありません。

しかも、何よりこの手のお薬には大体鎮静作用が配合されておりこいつも例外ではないので、バカ眠くなります
しかしこうなることは承知していました。

それ以上に僕は、意識がはっきりしているのに音ゲーが全くできずにptを落とし続ける自分を許したくなかったのです。

 


144h経過:1172115pt(日速:+215522
ここにきて過去最高の日速を記録。営業やオトラタイミングのズレか…?
もしくは、ここくらいになると基礎操作やアルバム選びはかなり仕上がってきており、あとは音ゲーの力が回復するか?だけが問題だったので、噛み合って上手くいったのかもしれません。

 

ここから本格的にvs対抗のランナー眠気の構図が幕を開けました。

144~168h 敗北


で、仮眠に失敗して終わりました。タイマー2つiPhone,iPadのアラームで合計4つもかけてあったんだけどな……。
今回の立ち回りには、日光浴の落とし穴など当時の自分にはどうしようもなかったと言い訳できる判断ミスはありました。
しかし、寝過ごしだけはやってはいけませんでした。本当に申し訳ありません。これに関しては一つ対策案を考えました。まだ試していないので一旦企業秘密にします。
どちらにせよ僕が仮眠を入れ始めた地点で上と1万pt+α差があり、元々不利な対面ではありました。
なのでこのミスがあったから負けた!というわけでは決してなくそもそも完敗ではあるのですが、最後のかすかな光を完全に塞いだのがこのミスになります。
 

168h経過:1331618pt(日速:+159503
経過144hの夕方くらいからハコが揺れなくなり、21,22時ごろから再びアンコールぎりぎりのハコユレへ。
人差し指作戦などで翌0時過ぎごろまでにハコユレ60台くらいまで調子を戻すものの、経過154h地点の1時半ごろから厳しくなり、過去の経験から1.5時間ほどの仮眠を取ることにしたところ、約4時間後の朝を迎えることに……。
 

168~222h

もうこうなったら、追いかけるしかないです。
やっぱりイベランにおいて向こうの寝落ち待ち、っていう状態になるのは一番キツいです。精神的にも物理的にも負けているわけなので。
しかもこのあたりの向こうの立ち回りがかなり上手で、音ゲーが悪化し始めたらしっかり温存していたオートライブパスで休憩、すぐにしっかり精度を戻して復帰していました。
このスムーズさこそが、一旦崩れたら数時間から十数時間ハコユレを無駄にしてしまう僕との圧倒的な差なのだろうと高い壁を感じさせられました。
立ち回りの差も見せつけられこれはもう勝てないだろうなと薄々感じつつも、向こうに「止まったら抜かれるかも」という緊張を与え続けるためにも全力を出し切るだけでした。
 
 
192h経過:1544821pt(日速:+213203)
前述の立ち回りの差も見せつけられるも、ここまでくると僕もかなり体調不良の対処に慣れてきた様子で、基本は安定していたように思います。
 
216h経過:1739137pt(日速:+194316)
残りちょうど24hとなった21時ごろから急激にハコを落とし始めます。
今でも鮮明に覚えています。このゲームなんだっけ…?となっていました。そう、本物の脳バグです。最後の最後で挨拶しにきやがりました。
 
普段の自分であれば、手元動画やメモ、換気などを用いてすぐに対処できたはずですが、
このイベント期間中ずっと高熱による脳バグ(=幻覚)の相手ばかりをしていたため、不意に襲ってきた本物の脳バグに対応できず、グズグズしていました。
経過201h地点の翌0時ごろから2時にかけて回復したものの、すぐに再発。3時ごろまであがいた後、オートライブパスを2周分使ってスキブ睡眠とシャワーを行いますが、回復し切らず朝へ。結局回復したのは12時間後の9時ごろでした。
結局慣れている脳バグを相手にこれだけ手こずっているあたり、今回の僕は本当にダメでしたね。
 
 
脳バグが回復してからの12時間はしっかりハコが出て、最後は下4桁を2323にしてゴールです。
 

さいごに、まとめ


結構バラバラに書いてたので、最後に改めてpt推移のまとめ。

こう見るとなんていうか、音ゲーの不調からの回復(復帰力)が本当に課題だなと感じさせられますね。
一度崩れたら10時間は絶対無駄にしているのが本当にもったいないというか……。低ハコユレで粘り続けた挙句、まとまった時間寝る羽目になっているのがダメですね。

ハコが崩れて1200や2400くらいの更新がでるときって、それだけで150や300落としているわけなので、崩れている時間は絶対に短くしなければなりません。
Grooveって1時間に大体6周分入るわけですから、2時間続いたら合計の落としが1800ptになるわけで、それなら15分寝たほうがマシなわけですよね。

 

………いや、そんなことは当時の僕も当然わかってました。何度寝ようと思ったか。全ては日光浴のバランス、体調管理が問題だったんです。

何にせよ音ゲーの復帰力において僕は圧倒的に劣っていました。
そんな中3位が取れたのは、今考えれば奇跡だと思っています。

 

勝ち負けよりも後悔しないことを第一に頑張ってはいたんですが、

やはり始まってみれば好きなアイドル理想に近いユニットを組んでいるイベントで1位が欲しくなかったかと言えば嘘になりますし、立ち回りにおいても課題や改善点が多く見つかって、目標達成とは言えなさそうです。

 

なので、今後Grooveはいつか必ずリベンジします。順位云々というよりは、全力を出し切ったptでゴールできなかったのが一番もやもやするので。

 

落ち込んでいるように見えるかもしれませんが、たしかに担当イベで結果が出なかったことは悲しいです。
しかしそれ以上に、研究して攻略し甲斐のあるものを久しぶりにデレステに見出せてむしろ感動すらしています。だからこそ僕は2年放置して埃の被ったこのブログにログインし、この記事を書き切りました。

立ち回りやアルバム選択、基礎動作、音ゲーの維持、復帰力……、Grooveの魅力に触れられて楽しかったです。Grooveにこだわって走っている人がいることに納得できました。

 

次こそは全てを反省して研究して、全力で走り切りたいです。

 

でも、
もう222hはやりたくありません。

 

ありがとうございました。

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*1:狙ってる人が多すぎて、22位~24位のpt差が100もなかったです

*2:しかしながら、部屋内に知り合いが多かったこともあり寝落ちが出たときの助っ人として時々穴埋めさせていただきました。その節はありがとうございました。

*3:ざっと計算しても、Grooveは3連奏+アンコール=4曲で、ハコユレ99のときで679pt、対してLIVE PartyでMaster+を選択したときに獲得できるptは205。単純に4倍したら820ptなわけで、検証するまでもなく目に見えて効率が良い。LIVE Partyに人がいなかったことによるテコ入れ政策だったのか定かではありませんが、実際Groove期間はLIVE Partyが活発になってました。友達を誘ったりして部屋を立てても効率良くptが稼げたわけで、わりと楽しかったですよね。

*4:いわゆる「回し」。同一IDを複数人で使う行為は利用規約で禁止されているものの立証が難しく、BANなどの処罰がくだった例は恐らくない。

*5:大正製薬 商品情報サイト「疲れ(疲労)の対策 」より(2022/07/20閲覧)

*6:楽曲放置ができる際、タイマーをかけるなどして曲が終わるまでの約2分間だけ仮眠を取るテクニック。人によってやり方は様々。僕は完全に横になると寝落ちするので、椅子に体重を預けて寝ています。

*7:下ぶれたときは87とか見ました

*8:詳しくはおまとさんのブログ『おまとの犬小屋』-「Grooveイベランメモ書き」-・編成についてをご覧ください

*9:Grooveで音ゲーが全くできなくなってハコが揺れなくなってから、音ゲーがまともにできる状態に戻すまでの時間、のことを勝手にそう名付けて呼んでいます。僕はめっちゃ下手だった。

*10:Grooveと異なり"間違いなく一定のptが入る"という観点で。操作などの諸々の速度は度外視します